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知ってる?医薬品トレンド

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医薬品のことばの定義

1.後発医薬品

特許が切れた医薬品を、他の製薬会社が製造、または供給する医薬品のこと。
一般名で記載された処方せんであれば、先発医薬品・ジェネリック医薬品を問わず、どの銘柄の医薬品でも調剤が可能です。
ジェネリック医薬品ともいいます。

→「ジェネリック医薬品」も参照ください

豆知識

後発医薬品数量シェアでは、2012年度における日本の目標数値は「30%」です。
後発医薬品使用率をみると、「アメリカ合衆国(71.6%、2009年)」が最も高い国となっています。
→「クイズ」をご覧ください

2.ジェネリック医薬品

「ジェネリック医薬品」という名称は、欧米の多くのジェネリック医薬品が含有されている 有効成分の一般的名称(Generic name)を冠して販売名をつけていることに由来しています。 日本では、薬事行政上の公文書では先発医薬品に対する「後発医薬品」という名称を使用しています。

→「後発医薬品」も参照ください。

3.長期収載品

特許が切れた先発品で、後発医薬品が発売されている医薬品のこと。
若い医者や専門外の医師には、長期収載品をよく知らない人もおり、薬剤師から医師への的確な情報提供が求められる部分と言えます。

4.エスタブリッシュ医薬品

医療の現場で広く長く使われてきた実績があり、特許が切れた医薬品(長期収載品と後発医薬品)のこと。
日本では、2009年にファイザーが提唱しました。

下記5つを特徴として挙げられ、この考えは、自社で開発された医薬品だけでなく、自社以外で開発された医薬品にも当てはまります。

 特許が満了した化合物
 特許期間中の化合物(新薬)よりも一般的に安価
 長期の臨床使用経験に基づき、標準的な治療薬としての評価が確率されている
 適正に使用するために必要な、膨大な臨床使用経験とデータが蓄積されている
 長く使われてきた経験による安心感

→「ストーリー」をご覧ください

5.後発医薬品を扱う各社取り組み

簡単に各社の取り組みをまとめてみました(ココヤク調べ)。

ファイザー
子会社ではなく、新薬を開発するファイザー本体として販売
エスタブリッシュ医薬品として、自社開発した医薬品(長期収載品)と、後発医薬品を手がける

田辺製薬販売
田辺三菱製薬の子会社としてエスタブリッシュ医薬品を販売

日医工
後発医薬品の大手メーカー
長期収載品を提携先発メーカー(サノフィ、大日本住友製薬、MSD、田辺三菱製薬)から譲渡してもらい、販売

第一三共エスファ
第一三共の子会社としてエスタブリッシュ医薬品を販売
親会社の第一三共は、子会社にインドの後発医薬品メーカーであるランバクシー・ラボラトリーズを持つ

後発医薬品を扱う場合、製薬会社が後発品のみを扱う会社か否か、部門を社内に置くか、社外(子会社含む)に置くかなどに違いが見られます。

日本では、難病などのいまだ満たされていない疾患(アンメットメディカルニーズ)への治療薬開発だけでなく、高まる医療費負担の抑制という、2つの課題に直面しています。エスタブリッシュ医薬品は、先発・後発に関わらず、新薬の頃と比較すると薬価は一般的に安価であるため、この医療費負担の抑制に貢献することが期待できそうです。